2025/02/23(日) 17:00 1 17
23日の豊橋競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」3日目準決勝10Rに出走した中釜章成(28歳・大阪=113期)が、暴走により失格となった。
中釜は近畿4車ラインの先頭で先行。第4周回第2コーナー付近から決勝線にかけて暴走したことにより、先頭でゴールした選手から5秒以上離れてのゴールとなったため、競技規則第11条「暴走、過度の牽制の禁止(敢闘の義務)」が適用され失格となった。
同規則では暴走して勝機を逸したと認められ失格となる基準について「ペーサーの退避時期に合わせてスパートしたが、他の選手に追い抜かれ、先頭で最終周回のフィニッシュラインに到達した選手より、5秒以上離れて最終周回のフィニッシュラインに到達したとき」と例示している。
出場停止期間などの制裁措置は今後決まることになるが、過去の事例から長期の出場停止が予想され、上期の主要レースへの出場は絶望的になる見込み。同様の失格は2023年8月のオールスター競輪決勝でも発生。失格した吉田拓矢は10月から2か月間のあっせん停止となり、同年12月に復帰した。