2025/01/29(水) 14:45 0 1
勝負どころとなった準決勝戦は突っ張る気満々の齊藤英伊須に対して絶妙な押さえ方でラインごと出切ることに成功した。
「本当は前受けしたかったのですが、齊藤君のスタートが早かったですね。スタートを取れなかった時、どうやったら押さえて行けるかを念のために考えていてよかった。押さえる為にはダッシュを付けて行くのが大事」とやや得意げに話す。後はペースに持ち込んで追走する龍門(慎太郎)まで引き込みラインでワンツーを決めた。
「初日はあまり風がなかったけど、準決はホームで風を感じました。バックで流れる感触があったのでそこで上手く踏んで行けました。脚自体は前回の高松よりも良いし、回っている感じ」と状態と調子は良さそうであった。注目の決勝について聞いてみると「とにかく、気持ちは強く持って走りたい」とキッパリ。「自分はどちらかと言えば気持で走るタイプ。『あれ?ちょっとダメだな』って思ったりすると、本当にダメになってしまう。だからいつも通り気持を前面に出した走りを心がけます」と話してくれた。
決勝は同期が揃って気が抜けないレース。優勝実績が一番だからといって慢心せず気を引き締めていた。(アオケイ・真島記者)