2021/09/05(日) 08:00 0 1
準決は前受けから下げて巻き返すも、ゴール前でわずかに失速し決勝進出を逃した。ただ、最悪のタイミングで車を下げてしまっただけに、それでも出切った脚力と“そこで車を下げるのか”という組み立ての甘さを同時に露呈した格好だ。
準決で連係した猪俣康一は「あそこは突っ張るべきだった。バックを踏んでいるときにカマされて最悪の展開になってしまった。それでも巻き返しちゃうんだから本当に脚はあるし、練習でも強いから。だからこそもったいなかった」と残念そうに林と反省会をしていた。
自身も「抑えて駆けられなかった時が課題」と自覚している。
「前を取らされることや、警戒されることが多くなった。そういう時にどう対応していくかですね。先行だけじゃなく、まくりも覚えていければと思っています」
脚力は確かなだけに、組み立てが上手になれば大化けするかもしれない。(netkeirin特派員)