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【和歌山競輪G3】古性優作が大会連覇!「今年は昨年以上の成績を出せるように」

2025/01/13(月) 18:45 0 2

2025年1月13日 和歌山競輪
大阪・関西万博協賛
開設75周年記念「和歌山グランプリ」G3(最終日)

新年の祝賀雰囲気は薄れ、新成人が街を賑わす和歌山和歌山市。今年2つ目の記念開催となる和歌山競輪開設75周年記念・和歌山グランプリ」G3が10日より争われた。
シリーズの中心は、KEIRINグランプリ2024覇者の古性優作。番手戦、自力戦と厳しい展開を切り開く走りで貫禄を示すと、準決勝では地元和歌山東口善朋椎木尾拓哉を決勝に導き、絶対的な強さを発揮した。また、菅田壱道松本貴治も俊敏な立ち回りでファイナリストに名乗りをあげた。
古性優作和歌山勢が別線となった決勝は、打鐘で先行態勢に入った石塚輪太郎の番手を最終HS過ぎに勝ち取った松本貴治の仕掛けを、ゴール直前でとらえた古性優作が優勝のゴール。2024年8月の富山以来、通算13回目のG3を制覇すると同時に、同大会連覇を達成し、詰めかけた観衆の声援を一身に受けた。

※3日目準決勝レポートはこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/松本貴治(S1・愛媛111期)
3/菅田壱道(S1・宮城91期)
4/椎木尾拓哉(S2・和歌山93期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
7/大槻寛徳(S1・宮城85期)
8/山口富生(S1・岐阜68期)
9/山田英明(S1・佐賀89期)

【レース展開】

赤板。1・古性が動く
赤板過ぎ1センター。2・松本が先頭に立ち、6・石塚が仕掛けていく
最終HS。6・石塚が逃げ、番手は2・松本が奪取する
最終BS。2・松本が捲りで抜け出すが、1・古性も捲りで迫る
1・古性が2・松本をとらえて優勝ゴール
誘導以下、3菅田-7大槻、1古性-8山口、2松本-9山田、6石塚-5東口-4椎木尾で周回。赤板で古性が動くいくが、菅田も内から盛り返す。さらに松本が上昇して、菅田をかわして先頭に出る。打鐘をめがけて石塚が仕掛けていくと、松本は番手を狙い東口と並走。石塚が逃げて、最終HS過ぎに番手は松本が奪取。松本は最終BS前から捲りで抜け出しを図り、中団の古性は最終2コーナーから捲り発進。古性は松本、山田をゴール前でとらえて優勝ゴール。2着に松本、3着に山田が入線した。

【最終日12R=和歌山競輪G3決勝】
2車単1-2 790円(3番人気)
3連単1-2-9 2,370円(2番人気)
決まり手:捲り-捲り

優勝/古性優作(SS・大阪100期)
今回戦績:特3・二2・準1・決1
次走出場予定:松阪G3(1月23日〜26日)

前検日からの疲労感が抜けずに、4日間、苦しかったですね。(赤板で)しっかり踏み込んだら前に出られるタイミングがあったのですが、(誘導員早期追い抜きが)ギリギリのタイミングになり、バックを踏んでいる間に差し込まれてしまいました。難しくて、隙がありましたね。
(最終HSでは)周回中からキツかったので脚が溜まらなかったです。優勝できたから良かったものの、車間を空けて様子を見ていたというよりも、脚を使わない程度でギリギリの範囲で踏んでいた感じでした。中団の並走も決着がなかなかつかなかったことも、脚が溜まらなかった一つで、苦しかったですね。
グランプリが終わってからの追い込んだ練習の疲労感も残っていました。近畿別線で、思い切り力勝負をしたかった。(石塚)輪太郎も、これから近畿を背負ってもらわないといけない自力選手のひとりなので、愛を持って、しっかり戦いたいと思っていたのですが、胸を張って力勝負した感じでもなかったので、変な感じですね。
今年は、とにかくG1の決勝に全て乗ること。そこで優勝して、(僕に)ついてきてくれれば2着があるというくらいのレースができれば、おのずと近畿勢がグランプリに乗れる確率が高くなる。自分が優勝することを考え、なおかつラインで決まるように。昨年よりもいい成績で終われるように、成績を出せるように、しっかり頑張りたいと思います。


(P-Navi編集部)

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