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【PIST6】地元の根田空史がタイムトライアル1位スタート「今年の目標は岩本俊介を超えること!」

2025/01/01(水) 20:15 0 4

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」WINTER STAGEの「1月第1戦」が2日から開幕する。初日デイの6R一次予選Fを走る根田空史に話を聞いた。

「まずは決勝に」と答えた根田空史

 今開催のタイムトライアル1位は10秒299で地元の根田空史となったが、昨年の3月振りで半年以上振りの参戦。

 タイムトライアル直後には「キツいっす(苦笑)」と口にしていたが、時間が経ってから聞いてみると「みんなタイムが出ていないですね。もしかしたらバンクが重たい日なのかも。ここで普段から練習をするけど、日ごとに重い日、軽く感じる日があるので。気圧で変わってくるんだと思うんですよね」と普段から走っている根田だからこそ感じた違いを教えてくれた。

 そして、直前の感じを聞いたのだが、「直前の西武園は状態的には仕上がっていたけど、バンクの相性が悪すぎるんですよ(苦笑)。今回が6着、6着、5着で前回走ったとき(22年の11月開催)が7着・5着で欠場なので、バンクの特性自体が合わないんだと思う」とこればかりは…というような何とも言えない表情を浮かべながら応えてくれた。

 SNSで根田が同期で練習仲間の岩本俊介が走る、昨年末の静岡グランプリの応援に行っていたのを知ったが、競輪界隈で岩本が前検日を1日早く勘違いしていたハプニングということで賑わっていたが、そのことについて聞いてみると「そういうタイプだと思います。ちょっと抜けているんですよ(笑)。いつも通りだし、岩本さんはどこを走っても彼は変わらないですから。でも、やっぱり身近にS班になった存在がいるのは刺激になりますよ。今年の目標は岩本俊介を超える(笑)」と頬を緩めながら話していたが、練習仲間で身近でもある岩本の飛躍には刺激になっているようだ。

 いつでも迎え撃つ立場の根田だが「久々に走ると一緒に走ったことがない選手も増えている。若い子でも位置を取るのがうまい子だったりがいますからね。そのあたりの難しさはありますね。でも、いつもと自分の走りは変わらないですけどね。負けたらもちろん悔しいけど、一走一走出し切れれば」と久々に走る難しさを感じながらも、いつも通りパワフルな走りに期待ができそうだ。

 ここでも競輪顔負けのパワーを活かした積極的な走りは魅力的。「まずは決勝に」と控えめなコメントを残して締め括った。

 今開催は活きのいい若手も多く参加しているが、今開催は1年半振りに参戦する初代王者の雨谷一樹も参戦。2強のV争いにお客さんの注目は集まりそうだ。(アオケイ・宮本記者)


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