8月26日、小田原競輪場で行われた北条早雲杯争奪戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、先行した深谷知広(31歳・静岡=96期)の番手から差した守澤太志(36歳・秋田=96期)が1着、深谷が2着、追い込んだ眞杉匠(22歳・栃木=113期)が3着に入った。3連単は⑤-①-⑥で21,070円という配当だった。

　レースは残り2周で松井宏佑(28歳・神奈川=113期)が深谷を叩いて先頭に躍り出るが、深谷はすかさず反撃。最終1コーナーで松井を叩き返して再び先頭に立つと、ラインの守澤、成田まで出切って後続を突き放していく。後方に置かれていた眞杉が猛烈な追い上げを見せるも及ばず、深谷が先頭のまま直線に向かうと、最後は番手絶好の守澤が深谷を交わして初日特別選抜を制した。

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