2024/11/22(金) 17:00 0 1
突っ張って逃げながら外のカマシを持っていき、1車行かせたあとは判断良くイン捲り。初日の依田翔大はサーカスのみたいなアクロバティックなレースで、SSの『超イチ』眞杉匠を見ているようだった。
「他の選手より体が小さくてパワーもないから、ああやって戦っていくしかないんです。本当はあのまま突っ張りきるのがベストなんですけど、600メートルやり合ったら(高橋優斗と)2人して沈むと思って…。今はまだこれだ! というスタイルがなくて模索中。レースの中で色んなことをやって、自分に合ったものを見つけられればいいですね」
前検日には「練習バンクが改修工事に入って、いつもの練習ができなかった」と不安を口にしていた依田だが、いざレースになったらそんなことを感じさせない激しいパフォーマンスを披露。本人も「思ったよりいいですね」と笑顔が多かったし、今のデキなら格上相手の準決でも十分勝負になるだろう。(アオケイ・長谷川記者)