2024/11/21(木) 22:42 0 5
道中は阿部将大に前を任せて最後は直線勝負。阿部は失速したものの、勢いを借りた松岡は猛然と伸びて3着に食い込んだ。4着の岩津裕介とはわずか4分の1輪差と、どうにかしのいだ確定板入りだった。これで2走の合計は16ポイントを獲得し二次予選Aへの進出を決めた。「二予Aに乗れたし、これはデカい。よかった〜」とニヤついたのは、もしも4着だったら14ポイントで、二次予選Aのボーダーだった15ポイントに足りなかったからだ。
レース後はニヤついていたが、走る前はそれどころではなかった。それは昼間の指定練習中に落車したからだ。「左臀部の擦過傷、打撲」と診断されたが幸いにもレースを走れないほどのケガではなく自転車も無事だった。「もうお尻がタテに割れました(笑)。軽傷で済んで何より。軽傷、軽傷、菊地圭尚」と他県の先輩の名前をもじり、オヤジギャグを繰り出した。元々お尻は割れているものだが、冗談が飛びだすほど気持ちは乗っているということだ。
さて、4日目の9R二次予選Aは犬伏湧也ー荒井崇博の3番手。「荒井さんのケツだけ見て集中します!」と前2人に猛然と食い下がり準決への切符をつかむ。(netkeirin特派員)