2024/11/03(日) 10:00 0 2
防府競輪場で開催している「周防国府杯争奪戦(GIII)」は2日に2日目が終了。ミープロの香澄明希が3日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは。ミープロの香澄明希です。
ただいま防府競輪場で行われている周防国府杯争奪戦(GIII)。防府競輪場は2年間の改修工事を経て10月1日にリニューアルオープン。1コーナー付近に地元選手応援ブースもでき、ここでは地元選手と一緒に応援できるそうです。応援がより一層盛り上がりそう!
また、周防国府杯争奪戦自体が昨年は玉野競輪場での代替開催、さらに来年は開催が行われないということなので地元選手には特に思い入れが強い大会になっていそうです。
初日はあいにくの雨模様でしたが、2日目はお天気が回復し、今日の3日目、明日の最終日も天気予報によると雨の心配はなさそうです。
【10R準決勝 15:05発走】
参戦している全3名のS班の選手が準決勝に勝ち上がっている今節。山口拳矢選手は二次予選でしっかりタイミングを見極め、山口選手らしいまくりで1着。
吉田拓矢選手の二次予選で打鐘のタイミングで内外と前に出、勝利者インタビューでの「内がずっと開いていたので」というコメントは、落ち着いてレースを見極めている表れでしょう。
地元地区の河端朋之選手は前走寛仁親王牌(GI)3着をひっさげての参戦。今節も一次予選での他を圧倒するまくりは圧巻でした。
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【11R準決勝 15:40発走】
9月の長良川鵜飼カップ(GIII)で準優勝、10月の火の国杯争奪戦(GIII)で優勝と安定した強さの深谷知広選手は初日特選、二次予選ともに1着。番手が競りになっていますが、深谷選手の勢いは変わらなそう。
唯一の3車ラインの先頭は取鳥雄吾選手。一次予選ではラインで1.2.3を決め、勝利者インタビューでの明日も先輩のために頑張れるようにとの言葉通り、二次予選も早めの発進で番手の清水裕友選手を準決勝に導いています。
昨年の周防国府杯争奪戦決勝で、清水選手の防府記念6連覇に貢献した取鳥選手が、ここでもラインのためのレースをし、勝ち上がりを決めるでしょうか。
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【12R準決勝 16:20発走】
2日とも長い距離を先行し、2日とも1着で勝ち上がっている小松崎大地選手はとても調子が良さそうですし、2日とも積極的なレースの青野将大選手はおそらくここでも果敢なレースを見せてくれそう。
また、青野選手の番手の渡邉雅也選手、近畿ラインの先頭の大石崇晴選手ともにバック回数7と、縦足のある選手が揃っています。
ただ、地元の清水選手、桑原大志選手に前を任された太田海也選手も、二次予選ではラインで決める早めのしかけで狙い通りの確定板独占。強敵多数ですが、世界で戦う脚力に期待です。
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