2024/11/01(金) 13:30 0 0
防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(GIII)」は11月1日、初日を迎えた。リニューアルオープンした防府競輪場を紹介する。
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リニューアルし初めての記念開催を迎えた防府競輪場。施設のオープン前から長蛇の列ができていて、パチンコ屋の抽選待ちのような風景に。他の競輪場ではあまり目にしなくなったこの風景は防府市民が再開を心待ちにしていた証拠だ。
開催期間中はイベントが盛りだくさん。中でもみやぞんさんの人気が高いらしく「みやぞんはいつ走るの?」と子供たちが話していたとも。
子供が楽しめるように遊具を設置し、自転車に慣れ親しんで貰えるように作られた一画は大人気。土日には200人を超える子供が集まり順番待ちになるそうだ。パンクトラックは年齢制限もなく補助輪付きのバイクも用意され小さいお子さんでも安心。それに付随して子供用のトイレや授乳室も用意されているのは嬉しい心使い。
場内の食堂では麺類、丼もの、定食など多くのメニューがあった。店主にお勧めを聞いてみると「毎日、手作りしている巻き寿司といなり。お弁当も人気ですよ」と話してくれた。
観戦するならフェンス越しが迫力満点。選手との距離が近く、タイヤの擦れる音や選手の息づかいまで聞こえてくる。落ち着いて見たいなら特別観覧席も。車いす用の席も準備されているしバリヤフリー仕様になっている。また喫煙者には嬉しい喫煙所も室内に整備されているのでありがたい。
リニューアルされた防府競輪場は幅広い年代が楽しめるように設計されている。明日からは3連休。来場できるファンは是非、足を運んで欲しい。競輪と言えば『ヤジとか荒々しい』というイメージを持っている人も多いかと思うが、防府競輪場は昔からヤジではなく声援が多いバンク。連休を親子で競輪場で遊ぶというプランも楽しいのでは。(アオケイ・梅田記者)