2024/10/13(日) 09:30 0 9
二次予選9Rは原田亮太の先行に乗った武田豊樹が1着で、中団から外を伸びた星野洋輝が2着。武田後位の高橋広大は3着で8月松山以来となるGIII準決勝進出を決めた。
「最高です。とにかく夢みたい」
レース後の高橋は興奮しっぱなしだった。
「狙い通りの展開になってくれて、原田君も落ち着いて駆けてくれた。自分の調子もいいです。武田さんはずっと憧れの人だった。武田さんを見て競輪選手になろうと決めたので。当時は連係することがあるなんて思ってもいなかった。何回か同じレースになったことはあったけど、武田さんが番手で僕は4番手とか、それぞれ違う3番手を回ることもあって。武田さんの後ろを回ったのは6月の取手記念最終日が初めて。郡司浩平君に武田さん、で、その後ろが自分だった。その時はちょっと連結を外して迷惑を掛けてしまっていた。今回はちゃんと離れずに追えたし、武田さんが1着で自分も勝ち上がれた。嬉しいですね」
憧れのスタートライン形成。訪れたリベンジの機会で役割を果たした。準決勝10Rでは杉森輝大-武田豊樹の3番手回りが決まった。高橋の夢物語には続きが。再び武田の後ろで、今度はGIII決勝進出を目指して戦う。(netkeirin特派員)