8月15日、いわき平競輪場で行われたオールスター競輪(GI・最終日)の決勝は、逃げた脇本雄太(32歳・福井=94期)の番手から出た古性優作(30歳・大阪=100期)が1着、脇本が2着、追い込んだ守澤太志(36歳・秋田=96期)が3着に入った。3連単は④-②-⑦で5,280円という配当だった。

　レースは残り2周で深谷知広(31歳・静岡=96期)が上昇すると、それに乗って脇本が古性、平原康多(39歳・埼玉=87期)を連れて進出を開始。打鍾でそのまま先行態勢に入る。すかさず新田祐大(35歳・福島=90期)が4番手を取って、脇本を追いかけていく。新田はバックから捲りを放つも、脇本のスピードが上で乗り越えることができない。脇本が先頭のまま直線に向かうが、最後は番手から古性が抜け出して1着。悲願のGI初制覇を果たした。

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