2024/10/11(金) 19:00 0 1
前回四日市は特選スタートから1着4着1着。初日はカマした梁島邦友を差し切り、2日目は最後方の不利があり届かず4着だったが追い込んでいた。最終日も決して有利な展開ではなかったが接戦のゴール前勝負をものにしている。来期はS級にカムバックできそうで、57歳とは思えない伸び脚を見せている。その要因を聞いてみた。
「最近、落車してないし、それが大きいんじゃないでしょうか。年齢を重ねてから落車すると調子を戻すのに時間がかかるので。まるまる2年落車していないし、このまま引退まで続けたいですね。この歳でS級は? 萩原操さんとかいたけど、あまりいないですね。山口富生君とか志智君とか内藤君とか軽く超えていきそうな人もいるけどね。落車してないのが大きいけど、4年ぐらい前からかな、練習方法をガラッと変えて。内容は言えないけど、室内から外にして。今、自分に足りないもの、劣ってきたと感じるところを補強する練習ですね。それがいい方向に出ているんだと思う。たぶん1月からS級に行けると思うので、できればもう1期取って1年S級にいられたら。そうすればみんなの励みにもなると思うし、記憶にも残ると思うので。あと2年、60歳までだと思って頑張りますよ」
初日は自在戦の上原龍に託す。先行の番手ではないが、前々に攻める上原に乗る形は十分にチャンスがあると思わせる近況だ。(アオケイ・市川記者)