2024/09/13(金) 19:45 0 2
ガールズケイリンは山原さくらと野口諭実可が連勝で決勝進出した。山原が青森に続いての完全優勝を目指すが、これにストップをかけるとすれば野口だろう。4月の久留米オールガールズクラシックでGI初優出し、今年は既に5度のV。一昨年までの通算優勝回数が3で昨年が4度のV。9月の時点で自己最高の1年になっている。
「うーん、でも決勝で中途半端になっちゃうことが多いんですよ。もっともっと決勝で勝てるようになりたい。それに来月はあっせんが止まってしまう。稼げるうちに稼いでおきたいですね。競輪祭(女子王座戦)に出られないから11月は(GIの)裏開催が増える。そこでも何回も優勝したい。裏開催で取りこぼすことが多いんですよね〜。勝負強さを身につけたいです。當銘直美ちゃんとか、中野咲ちゃんとか。あの2人はレースがうまいですよね〜。あの2人みたいなレースが出来るようになりたい」
競輪祭女子王座戦の出場権獲得へ優勝するしかなかった先月の武雄ナイターは台風の影響で最終日が中止。勝負駆けのチャンスすら失ってしまったが「仕方ないです。また来年頑張ります」と前を向く。さて、今年6度目の優勝へ避けて通れないのが山原さくらの存在。
「最近はずっと一緒で、ずっとやられちゃってます。なんとか先着したいです!」
山原とは2節前の武雄、前節の青森に続いて3連続での同配分。対戦した武雄の2日目(決勝は中止)、青森の2日目、決勝は山原が1着で野口が2着。3走連続で勝った山原の2着に甘んじている。決勝は野口が1番車で山原が2番車。初手から山原後位も狙える理想的な車番になった。
山原後位を狙うのか、それとも山原よりも前でレースを進めて先捲りか。"四度目の正直"へどんな策を講じているのか興味深い。(netkeirin特派員)