閉じる

【オールスター競輪】“競輪選手”としての本能を取り戻した脇本雄太と新田祐大

2021/08/11(水) 22:15 0 5

いわき平競輪場の第64回オールスター競輪(GI)が11日に2日目を開催した。8Rを走った新田祐大と9Rを走った脇本雄太に話を聞いた。

「走っていて感じがいい」新田祐大

 新田は初日のレース後に「思った以上に脚の感じがいい。見ていてください!」と頼もしく宣言していたが、そのコメント通りにスピード抜群の仕掛けで快勝。“競輪復帰”後の初勝利を挙げた。

「強引な仕掛けになったけど自分の持ち味を出せたかな。海外のレースに比べれば体力的には削られていないしまだ走っていて感じがいい。今までの経験が生きている」とさらなる上積みを示唆した。

 脇本は会心の鐘前先行に打って出るもマークの稲川翔に交されて2着。「前受けから自分が出るっていう動きはできた。結果以上に得たものもあったし、自転車を煮詰めたことで、乗り方とか体の使い方とかがほんの少し日本の競輪に戻って来た感じ。3日目のオフを有効に使えれば。この感覚を維持したい」と1着は取りこぼしたものの、こちらも初日の修正は果たせた様子。

「この感覚を維持したい」脇本雄太

 日の丸を背負った2人が、徐々にではあるが“競輪選手”としての本能を取り戻しつつある。いずれも3日目はお休みのため、4日目以降が楽しみだ。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票