2024/09/13(金) 08:00 0 2
宇都宮競輪で13日から開催される「共同通信社杯競輪(GII)」。予選は出場選抜を受けた際に付与された選考順位による自動番組編成で行われる。初日は全12レース中8レースがコマ切れ戦、4レースが四分戦となった。ここでは初日に行われる各レースの並びを紹介する。
1Rにダービー王・平原康多(埼玉)が登場。南関の徹底先行型・野口裕史(千葉)の番手を回り、3場手は中田健太(埼玉)が固める。
南修二(大阪)は目標不在となり、ラインの先頭を務めることに。中近ラインとして笠松信幸が南の後ろを回る。
2Rには次期S班の北井佑季(神奈川)が登場。佐々木龍(神奈川)、山賀雅仁(千葉)と南関3車ラインを形成した。
一方で、ナショナルチーム活動から6月に競輪復帰し、久留米記念でいきなり優勝した山崎賢人(長崎)は単騎に。町田太我(広島)も単騎となり、強い自力型2名が単騎で初戦に臨む。
3Rはパリ五輪に出場した窪木一茂(福島)と、“元公務員レーサー”皿屋豊(三重)が単騎に。
グランプリ出場が決まっている郡司浩平(神奈川)は自力のコメントを出し、番手には南関の後輩・渡邉雅也(静岡)が付くことに。渡邉はビッグレース初出場だ。
4Rには地元レジェンド・神山雄一郎(栃木)が登場。佐々木悠葵(群馬)が先頭の関東ライン3番手を固める。
S班佐藤慎太郎(福島)は同県の佐藤一伸の番手へ。竹内智彦(宮城)は福島勢と別れ、岩本俊介(千葉)の番手を選択。北津留翼(福岡)と福永大智(大阪)の自力2名は単騎となった。
5RはS班・山口拳矢(岐阜)が単騎に。関東が4車ラインを形成し、先頭は菊池岳仁、番手は吉田拓矢となった。
パリ五輪出場の小原佑太(青森)は渡部幸訓(福島)と2車で連係する。世界のスピードを見せるか。
6RはS班清水裕友(山口)と同県の桑原大志の鉄板ラインの後ろを、南関の岡村潤(静岡)が固め3車混成ラインに。
九州4車は熊本コンビの嘉永泰斗-中川誠一郎と、林大悟(福岡)-山田英明(佐賀)に分かれた。南潤(和歌山)-神山拓弥(栃木)という新鮮なタッグも生まれた。
S班・新山響平(青森)が櫻井正孝(宮城)とのコンビで挑む7Rは、スピードバトルが見られそう。
今大会注目のパリ五輪代表・太田海也(岡山)が小倉竜二(徳島)とのタッグで登場。さらにGIオールスター競輪ファイナリストの松井宏佑(神奈川)は同期の山田諒(岐阜)とサプライズな連係で挑む。
8レースはS班・深谷知広(静岡)が登場。武藤龍生(埼玉)-恩田淳平(群馬)の関東コンビが深谷の後ろを回る。
急成長遂げた窓場千加頼(京都)は石塚輪太郎(和歌山)の番手。3番手は岩津裕介(岡山)が固める。また121期の纐纈洸翔(愛媛)、山崎芳仁(福島)、徳永哲人(熊本)の3名が単騎となった。
直前の向日町記念を制したS班・脇本雄太(福井)が登場。連係するのはなんと和田健太郎-近藤保の千葉コンビだ。
地元栃木の坂井洋は横山尚則との栃茨タッグで挑む。香川雄介(香川)は北日本勢の後ろを選択した。
10RにはS班松浦悠士(広島)が登場。中四国4車は松浦-三宅達也(岡山)と犬伏湧也(徳島)-佐々木豪(愛媛)に分かれた。
関東ひとりとなった森田優弥(埼玉)の番手には渡辺十夢(福井)が付くことに。根田空史(千葉)は単騎で一発狙う。
11Rでは地元S班・眞杉匠(栃木)の番手を九州の荒井崇博(長崎)が回るサプライズ。浅井康太(三重)と伊藤旭(熊本)は単騎となった。
奈良コンビは中井俊亮-三谷竜生、神奈川トリオは佐々木眞也-東龍之介-大塚玲で並ぶ。
メインレースの1番車はGIオールスターを制したS班・古性優作(大阪)。初日は単騎で挑む。
ほかはすべて2車ライン。積極策に出そうなのはバック数19と圧倒的な藤井侑吾(愛知)、地脚が武器の青野将大(神奈川)か。山田庸平(佐賀)の器用なレース運びにも注目だ。