2021/08/10(火) 22:30 0 10
今回のオールスター競輪はコロナ禍で取材態勢が厳しく、我々記者は検車場に入れない。基本的にレース後のコメントは勝ち上がりは3着迄、負け戦は2着迄が外の駐車場での共同会見。ドリームは五輪組の脇本雄太と新田祐大は着に関係なく、共同会見に出てくれると言うルールだった。
ただ、レース直後の松浦悠士は、汗びっしょりでクールダウンの前に我々のところに、わざわざ現れてくれ「何なら、僕も共同会見に出ましょうか(笑顔)」のリップサービス。誰よりもファンの事を考えている松浦らしいと実感した。それから、ちょっとした囲み取材になり「SSになってから道中で付きバテしたのは初めて。深谷さんの掛かりが凄く、行けないと思ったが無理矢理2角で行ってみた。普段、そんな事は思わないのに、何とか深谷さんが垂れてくれと思った(笑)」。
松浦自身が一番分かっている事だが「数年前の僕を思うと、ここまで来れるとは想像出来なかった。それも自力選手として。相手はオリンピックに出場した脇本さんや新田さん、深谷さんですから。本当、信じられないですよ」。次走の一次予選の②は同県の町田太我との連係が有力だろう。ナショナルチームのメンバーが戻ってきても、清水裕友とのゴールデンコンビは色あせないはずだ。(町田洋一)。