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【防府競輪】古性フレームで三谷将太が進化

2021/08/09(月) 22:00 0 1

防府競輪場で10日から開催される「KEIRINライジングスターズ(FI)」の初日特選に出走する三谷将太に話を聞いた。

三谷将太は新たな相棒とレースに臨む

 好調の三谷将太がさらなる強さを手に入れようとしている。富山記念準V後の小松島FIから新たな相棒と戦っているのだ。

古性優作からフレームを譲ってもらって。サマーナイトのときに古性の自転車にまたがらせてもらったら、めちゃめちゃ良さそうな感じで。そうしたら『もう乗らないやつがありますよ』って言ってくれて。ざっくり言うと重心が下がった流行りのフレームですね。自分でも作ってみたんだけど、なんかイマイチで。古性のはしっくりときましたね」。

古性優作から譲り受けたフレームを見せる三谷将太

 5月の地元奈良GIIIで復活のVを飾り、その後も快調。直近4ヶ月の競走得点は110点まで戻った。それに加えて流行の伸びるフレームがマッチすれば、もっともっと上がっていくだろう。前回の小松島FIの決勝は3着に終わったものの、逃げた宮本隼輔を豪快に捲ってしまった。

「伸びるのは間違いない。オレがあそこまで行けるんだから。今までなら、もう少し手前で止まってしまっていたはず。ただ、そこから3着に沈んでしまっている。自転車の特性をつかみきれていないし、踏み方が分かっていないんでしょう。普段よりもかなり小さいサイズ。サイズは変えようがないので、自分が乗り方で合わせていく。何年ぶりかの最終バックを獲れたし、調子もいい。これがもう少しなじんできたら、かなり楽しみですね」。

新たなチャレンジが好調を後押ししている

 人のフレームでレースを走っているのは初めて。新たなチャレンジが実を結びそうな気がしてならない。
 初日は不破将登には任せず単騎戦を選択、「ワガママを言わせてもらって自分でやる」。再び豪快なタテ脚を披露してくれそうだ。(netkeirin特派員)

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