2024/08/25(日) 20:15 0 7
初日の一番のサプライズは関根健太郎が原田研太朗の番手を主張したことだろう。関根は最初に番組を見た時に「自分でやります」と一度コメントを出した。ただ「もしかして原田君の後ろにいけるんですか?」と気付くと、山本紳貴や周囲に相談したのちに「原田君の番手を回りたいです」と訂正したのだった。
「同じケンタロウで、しかも同い年なんです。なかなかこういう機会もないし、自分の引き出しを増やすためにもいい経験になると思ったので連係させてもらうことにしました」
レースは原田が後方に置かれる展開となり、原田はなんとか3着に届いたものの関根は5着となった。それでも「任せた結果だしそれはしょうがないです。いや〜、緊張しました。(前検日に)『原田君に付ける』って言ったことを後悔しましたもん(笑)。絶対に離れちゃいけないなって。でも緊張感の中で走れて刺激が入ったし、いい経験にもなった。どこで仕掛けるんだろうとか、いろいろ見て、勉強できました」と爽やかな表情で引き揚げてきた。
元々器用さを備えており、ゆくゆくは追い込みとして大成する可能性も秘めている。この日のケンタロウ連係は、いずれ関根の糧となるはずだ。(netkeirin特派員)