2021/08/09(月) 18:30 0 5
函館サマーナイトフェスティバルで痛恨の落車負傷を喫し、無念の途中欠場となった。
「擦過傷がひどくて。本当は富山記念を一本走りたかったけどケアに充てる時間が欲しかったから」とその後は休養に専念した。
落車も悲運だったが「あのレースは自分の車の出も悪かったしフィーリングも違ったので自分の責任だと受け止めることができた。今回は戦える状態です」と現状を冷静に分析した。
さて、ドリームレースは関東に目標がなく単騎戦も考えられたが、同じく地区的に一人だった脇本雄太を目標に指名した。思い出されるのは昨年末のグランプリでの連係だ。
「迷いましたけどワッキーの番手に付きます。なかなか連係できるタイミングってないし、こういう時は。前回のグランプリの時もファンの方たちの『(脇本と)並んでほしい』って話を多く聞いたので。今回ファン投票1位に選んでいただいたことも(並ぶ気になったことと)無関係ではないですよ」。
“ドリームレース"にふさわしい夢の連係が年末に続き再び実現した。待望する声にこんな形で応えるのは粋でカッコよく、ファンへの最大の恩返しだ。(netkeirin特派員)