2024/08/18(日) 18:30 0 2
以前から参加している升澤祥晃から「若い子達はPIST6をどんどん走った方がいい! S級選手達と一緒に走れる機会はなかなかないんだから」と話していた。「今度、123期の火島君が参加するからよろしくね」と聞かされてはいたのだが、満を持して火島が参戦。
火島は小学校から自転車競技をやっていたそうだが、2020年インターハイケイリン2位、2021年インターハイチームスプリント1位、2021年全日本選手権ジュニアケイリン3位の実績を持つ。
「ケイリンやチームスプリントを主にやっていました。ただ、400バンクや33バンクでしか走っていなかった。250バンクは養成所でしか走っていないし、走っていて怖さがありました」
「自分の公式のタイムだとハロンは11秒2、3くらい。でも自分はタイム系はあまり出なくて、レースの方が良いんです。レース脚ですね(苦笑)。今回は初めてなので、先輩で先にPIST6を走っている塩崎隼秀さん、真鍋智寛さんのレースを見て学んで来ました。練習では重ギヤと軽ギヤどちらも使っていますよ。レースは初めてだけど、前々を意識しながら、自力を出せるように頑張りたい」と意気込みを話した。
とくに先輩でもある塩崎隼秀はPIST6で調子を上げて、競輪でも急上昇。リズム良く今期からS級デビュー。人にもよると思うが、若手の選手でPIST6のコツを掴んでくると競輪でも結果が出る新鋭達も少なからずいる。
まずは走り慣れない250バンクの特徴を掴んでいきたいところだ。(アオケイ・宮本記者)