2021/08/01(日) 10:45 0 0
初日はホームから強引に巻き返してライン3人で出切ると、大越啓介の追撃を振り切り白星発進。これで前々回の京王閣、前回の函館から続く勝ち上がり戦での連勝を5に伸ばした。
「1着はよかったけど、初めてのミッドナイトだった影響なのか、いつものような感じでは踏めなかった。2日目からはアップを早めに始めたり工夫しないと…。修正します」と本人はレース後に苦笑いを浮かべたが、マークした大越啓介は「さすが地脚タイプだけあって踏み直しが凄かった。抜けるかと思ったんですけどね(苦笑)」とその強さを手放しで褒めた。
「地脚タイプなので、自分のペースに入れられれば自信があります」と得意パターンに持ち込めば強さを発揮する一方、「決勝で同期対決になるとどうしてもスピード負けしてしまう。もっとトップスピードを上げたい」と現時点の課題も明白。
「理想としているのは練習仲間の宮下一歩さんのようなレーススタイル。強い人たちに囲まれて良い練習ができているし、いずれは師匠(柿澤大貴)と一緒に走れるように力を付けて上に上がりたいと思っています」
近年の充実ぶりが顕著な信州に、また新たな戦力が加わった。(netkeirin特派員)