2021/07/24(土) 19:30 0 1
平沼由充は2002年にS級に昇級してから2019年の前期まで17年間もS級に在籍していた。
「S級に上がった頃はイン粘りや、位置を取ってのまくりでやっていたけど、徐々に追い込みのスタイルになった。S級優勝? 確か9回。初優勝は函館で元福島の佐藤悦夫のまくりに乗ったもの。でもオレはS級で優勝こそ出来たけど、それまでにA級の優勝はなかったから珍しい存在ですよ」。
A級の優勝を聞くと「降級した年の3月松戸でA級初優勝をしてから全部で3回。前期のA級では、その松戸で失格して来期はA級。自分も含めて5人も落車させてしまい、8月は斡旋が止まるから、その間に猛練習をして今期のS級点を取るのが当面の目標。そして来期はA級の優勝回数を増やして、そこでもS級点を取りたい」。
A級優勝よりもS級優勝の方が早かったのは、もしかして平沼だけ? 9月に仕上がった平沼を見てみたい。(アオケイ・伊藤博記者)