2021/07/23(金) 19:45 0 2
岩谷拓磨が逃げ、番手の井上昌己は車間を空ける。その中、唯一アクションを起こしたのは単騎だった谷口明正。惜しくも捲りは不発に終わって7着。
レースを振り返り「打鐘のところで単騎カマシも面白かったと思うし、捲りに行ったけど、もうワンテンポ早く行っていれば7着はなかった。判断力と仕掛ける勇気がもう少しあればね」。今後の戦いを聞くと、「やっぱり自力がいい。もちろん後輩の後ろを回るときもあるけど、自力でやっているからアドバイスも出来る。そして、そんなときは少しでも援護が出来るようにもしたい」と人の後ろを走るときは援護に徹する構え。
今後の目標に話を振ると「師匠の萩原操さん、弟弟子の下井竜と一緒のレースを3人で走りたい。もちろんS級のステージでね。萩原さんと下井は来期S級のはず。僕は失格があるのでA級。早く3人で走れるようになるのには、僕がS級に戻らないといけないから」。
今年38歳になる谷口のレースは若々しい。今シリーズはもちろん、今後の走りにも注目していきたい。(アオケイ・伊藤博記者)