2024/07/28(日) 21:45 0 7
今シリーズ、選手間で「有希の脚が戻っている」との話題がしきりに持ち上がった。実際に二次予選、準決もけれん味のある仕掛けで健闘しており、最終日はS級S班の山口拳矢や小松崎大地らの名だたる実力者を封じてライン3人で決めてみせた。
「拳矢さんがもう一回来るのがわかったし、しっかり踏み上げた。最近は一時期よりも長い距離を踏めているし、今までカマされていたところを気を付けてチュチュッと踏めば行けるかなって」と自信に満ちた運行だった。
「まだ完全じゃないですけどね。昨年は大きなレースになると着も悪くて結果も出ずに腐っていたけど、今年は競輪に真面目に向き合うようになったんです。内容を深く振り返ったり、レースのダイジェストを見たり。練習方法も色々試して、まるでメシを食うように色々と試しました」と意識改革を施した結果、少しずつではあるが結果に出だしている。
まだ22歳と吸収力はたくさんある。いいもの、悪いものとあらゆるものを試し、自らのものとして成長へとつなげていく。(netkeirin特派員)