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【オランダ王国友好杯】小畑勝広が北津留翼を捲って最終日1着

2024/07/28(日) 20:45 0 6

別府競輪場のナイター「開設74周年記念・オランダ王国友好杯(GIII)」は28日に最終日を開催。9Rの特選を走った小畑勝広に話を聞いた。

「どんな形であれ、誰が相手であれ、1着を取れたのは良かった」と話した小畑勝広

 9Rは、準決勝に続いて地元の小岩大介菅原晃を背にした北津留翼が突っ張り先行。初手から九州ラインの後ろにいた小畑勝広が鋭く捲り、小岩の強烈なブロックを乗り越えて磯田旭とワンツーを決めた。

「捲れたのはサラ脚の3番手だったので。初手から理想の並びになった。北津留さんが突っ張るかなぁって思っていたし、突っ張らなくても仕掛ける順番が来ると思っていた。スタートと残り2周のところが脚を削られるポイントだったけど、流れの中であの位置を他のラインに渡さなかったのが大きかったですね。3コーナーで前に迫ると小岩さんに必ず一発で止められちゃうと思ったので、気持ち早めに仕掛けた。どんな形であれ、誰が相手であれ、1着を取れたのは良かったです」

 先月の久留米記念に続いてGIII準決勝進出を果たし、今回は準決勝以外の3日間は車券に貢献した。グレードレースでも存在感が高まっている。9着に終わった準決勝も強敵相手にライン2車で先行。後ろの松谷秀幸を決勝進出に導いた。

「準決勝は松谷さんが決勝に乗ってくれて最低限、って感じですね。脚が足りない分、いろいろと考えてうまく立ち回れている時はいい結果を残せているけど、あとは9車で先行した時が課題。準決勝で(吉田)有希がいいレースをしていたし、理想はあぁいう形がいいんですけどね。そこまでの脚がない。でも取手バンクで吉田兄弟や吉澤純平さんたちと一緒にいい練習をさせてもらっている。刺激を受けているし、いつかはみんなに追いつけるように頑張っていきたいです」

 着実にレベルアップを果たして競走得点も上がってきた。11Rで2着に入った吉田有希は「いつも頑張っている姿を見ている小畑さんの1着で気持ちが入った」と振り返っていた。茨城支部の中でも欠かせない存在になる日も遠くなさそうだ。(netkeirin特派員)

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