二次予選最初のレースは、小松崎大地のまくりを松谷秀幸が差して1着。同学年、そして野球で輝かしい実績を残している(小松崎は四国IL徳島インディゴソックス、松谷はヤクルトスワローズに在籍)など共通点の多い2人は「やっと決まった」と初ワンツーを喜んだ。

　小松崎は「初日の反省を踏まえて戦えた。状態も少しずつ上向いています」と振り返り、そして同学年の松谷については「(野球の世界では松谷とは)全然レベルが違うので(苦笑)。ただこうやって(競輪の世界で)連係できて、初めてワンツーを決められたのは純粋にうれしいです」と素直な思いを語った。

　一方の松谷も「競輪では小松崎君の方が格上なので。まだ自力で頑張っているし、あまり喋らないけど背中で語る感じがすごいなっていつも思っています。何度か連係していたのにまだ決められていなかったので、今回こそって気持ちで走りました。良いメンバーがそろっている中、2人で決められたのはうれしいです」と尊敬の念を示した。(netkeirin特派員)