2024/07/19(金) 13:45 0 1
在所順位は53位と下位の方での卒業も卒業記念レースでは決勝戦に進出した(決勝9着)。その後に行われたルーキー戦では富山2着4着2着、函館2着1着失格と勝利はなしだったが、数字はまとめた。そして本格デビュー戦となった7月の向日町では見事完全優勝。ただ3日間捲りだったのはどういう訳?
「先行しに行ったんですが、逃げられなかっただけです。捲りに構えた訳ではありません」と記者の口撃を見事突っ張った。
「でも自分からスピードを上げられないのが捲りに回った要因。自分からレースを作っていくのは苦手なので」
しかし今日行われた初日予選は最終ホームから一気にカマしていって他を圧倒。丸々1周逃げ切る選手は大宮バンクではほぼ見ない!!
「ホームからカマしましたが出切ってからはちょっと流して、最終2角から踏み込みました。だから記者さん、褒めすぎ」と笑った顔はやはり20歳。それでも大宮の逃げ切りパターンが2角発進というのが分かっているのが実に憎らしい新人だ。
「前回と違って今日はもがいた感覚が1番良かった。前回よりも感じがいいのか、それとも1周逃げたのが良かったのか。ちなみに僕は夜が苦手なので、前回の向日町(ミッドナイト)よりも今回のモーニングの方が良かったのは事実」
「本格デビューしてこれで4連勝。レース自体は思っていた通りにやれているという感じはするが、4連勝という『結果』は正直でき過ぎです」
明日の準決もクリアすれば決勝でシリーズリーダーの森田一郎との直接対決。
「いや森田さんには勝てないですよ」と苦笑いしていたが、記者には「破ってやろう」という強い闘志がうかがえてみえた。ちなみに今日明日と勝てば、7月31日初日の武雄がA級特進場所となる。その画をみてみたい(アオケイ・本田記者)