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【久留米競輪・ナイター】稲毛兄弟が初めての同時斡旋

2024/07/09(火) 23:15 0 10

久留米競輪「楽天Kドリームス杯×HPCJC(FI)」が10日に開幕する。初の同時斡旋になった稲毛健太稲毛知也の稲毛兄弟に話を聞いた。

稲毛健太(左)と稲毛知也

 和歌山支部の支部長を務める稲毛健太が初めて弟と同じ開催を走る。2011年の7月にS級に昇格し、ずっと最高峰の舞台で戦い続けていると、9学年下の弟・知也が昨年123期生としてデビュー。本格デビューから約1年が経過し、チャレンジ戦で14度の優勝を飾って今期からA級2班に昇班した。その一発目がS級選手もいるFIレース。稲毛兄弟が初めて同じ開催でそれぞれのステージで戦う。

 1Rに出走する弟の知也は「選手になったのは兄の影響もありますね。4人兄弟で僕が末っ子。全員が男なんです。兄(健太)は上から2番目。練習も一緒にやりますね。デビュー直後は兄から言われて積極的に走ってました。基本的には今まで通りに自分のレースをやっていきたい。多少は流れも違うと思うし、走りながら掴んでいきたい」

 知也にとって兄であり師匠でもある健太は知也がいないところで「そんな事言ったかなぁ」と苦笑いする。

「勝てるように走れとは言った記憶があるけど。それ(積極策)がアイツにとっては勝つためのレースなんでしょうね。練習はずっと一緒というわけではなくて、バンクで一緒になったら、ですね。(昇班の)一発目、ここでどうかですよね。ここで勝てたらひと安心だけど…。“ダメやったら毎日街道練習行かすぞ!”って伝えてます」

「普通に働くのが嫌だったので競輪選手になった。(自転車に)乗り始めてから3か月で合格した」という天才肌の健太の背中を追いかけ、知也がシリーズ開幕戦で1・2班戦デビューする。(netkeirin特派員)

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