2024/07/04(木) 23:00 0 30
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「7月第1戦」は4日に最終日を迎えた。優勝した真鍋智寛、2着の鈴木陸来、3着の新山響平に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
現役S級S班・新山のPIST6参戦は大きな話題を呼び、大注目の初戦はYouTube公式チャンネルでは視聴者が1000人を突破、単勝の売り上げは900万円を超えるなど注目の高さがうかがえた。
決勝戦。残り3周でペーサーが外れると同時に5コースの松崎広太が飛び出し、1コースの真鍋は見送って2番手に。残り2周で最後方から新山が反撃に出るも、車間を斬って警戒する真鍋が併せてスパート。後ろには鈴木陸来がぴたり。もう一度、残り半周で新山が外に持ち出すも、真鍋が力強く押し切って自身2度目の優勝を飾った。
優勝 真鍋智寛
まさか優勝できるとは、信じられないです。突っ張る作戦だったけど、松崎君が勢い良く来たし、モガき合っても…と。車間を斬って新山さんを警戒。ハイペースになったし、展開が向いた。最後までいつ飛んで来るか、ずっと怖かった。準決勝で突っ張って逃げ切れたのが自信になったし、そのままの勢いで決勝に臨めたと思う。新山さんと一緒に走れたのが嬉しくて、良い経験になった。まさか勝てるとは…。(頬をつねって)本当でした(笑)。PIST6で優勝回数の多い河端さんや堀江さんとも対戦してみたい。
2着 鈴木陸来
1年ぶりに参加して良い成績を残せて良かった。デイの準決勝と同じで真鍋君の後ろだったので、マーク策基本で走った。ハイペースでキツかったですね。これで決勝2着は3回目、早く優勝できるように頑張りたい。
3着 新山響平
いやぁ…、(人気に応えられず)すみません(苦笑)! 松崎君が斬ったときに付いて行けば良かった。もう少しスローペースになると予想していたけど、ハイペースになって後方からの仕掛けだったのでキツかったですね。真鍋君の姿は遠くて見えなかった。初めて参加して、競輪とは雰囲気が違って、野次がなくて声援が優しかった(笑)。次走? 10年後、余裕ができたら(笑)。