今シリーズは急な追加参戦。尾崎は6月29日〜7月1日の日程で開催されていたいわき平シリーズに参戦しており、タイトな日程のなか小倉入りした。しかもメンバーは6月の岸和田パールカップを制した石井貴子や4月久留米ガールズクラシックを制した児玉碧衣、他にも山原さくらといった超強豪がひしめく大激戦。尾崎の参加によってV戦線の行方はさらに混とんとしてきた。

「(追加を受けるか)迷いましたよ。これだけいいメンバーですし。でも、そんなメンバーのなか走る事はとてもプラスに働くと思ったんです。(いわきにいた)加瀬(加奈子)さんからは『パールカップのつもりで走ってきたら』って言われました(笑)。確かにそうだなって。ここを走り切れれば得るものもあると思う」と、あえて険しい道を選んだ。

　当開催のあとは松戸「ガールズケイリンフェスティバル」が控えている。勝ち上がり段階で石井や児玉らと対戦する機会もあるはずで、今節は強豪たちとの前哨戦との位置づけだ。(netkeirin特派員)