2024/06/23(日) 20:00 0 13
二次予選は吉本卓仁、山口貴嗣を連れた地元番組を託された。もちろん圧倒的人気を背負ったが、抜群の仕掛けが決まりラインで連を占めた。
「志田(龍星)君が突っ張って、緩んだところを一気に行けた。あそこで踏みすぎずに出られたのが良かったですね。1周半をペースで行けたのはプラス要因」と、ポイントを外さぬ仕掛けにうなづいた。
すべてを背負った圧巻の運びに吉本は「分かっていても口が空いた。でも犬伏君は余裕があったから待っていてくれたし、さすが」、山口も「あの3番手はものすごかった。付けやすい駆け方をしてくれたのかな。他県なのにうれしかった」と最敬礼。
「ベストな状態ではないなか、ワンツースリーで決まったからいいレースだったと思います。高松宮記念杯の調子をそのまま維持できているし、準決も次の地元(7月小松島)記念へ向けてパフォーマンスを発揮できれば」と、この先に続く大一番を見据えて前を向いた。
準決勝12Rは松浦悠士と友定祐己に任された。岩谷拓磨を先頭に4車が並んだ九州勢が手ごわいが、ゴリゴリと畳みかけて勢いの違いを見せつける。(netkeirin特派員)