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【中野カップレース】山崎賢人「鉄のフレームに乗ったのは久しぶりだった」

2024/06/22(土) 18:15 0 10

久留米競輪「開設75周年記念 第30回中野カップレース(GIII)」が22日、初日を開催。5R一次予選を走った山崎賢人に話を聞いた。

「元々セッティングは出ていたから悪い感じはなかった」と話した山崎賢人

 自転車競技ナショナルチームの活動が多忙を極めており、今回は今年初の「競輪」参戦だった。レースは打鐘過ぎに外へと車を持ち出すと、長い距離を踏んで別線を振り切った。番手の園田匠に差されたのは想定内で、力強い積極駆けはブランクをまったく感じさせなかった。

「冷静に走れました。なぜか後ろ攻めになったけど(笑)。そこまで長い距離ではなかったし余裕はありました」と昨年、11月小倉競輪祭(GI)以来となる実戦を振り返った。

 初日に長い距離を駆けたのは「ほぼほぼ、先行したいと思っていました」と予定通り。初日に脚の状態やレース勘を試すには、しっかり風を切る事が最善と考えたからだ。「鉄のフレームに乗ったのは久しぶりだったけど、元々セッティングは出ていたから悪い感じはなかった。ペダリングのリズムも考えて、取り戻せました」と確かな感覚を呼び起こし、順応できた。

 二次予選7Rは北津留翼-良永浩一を背に自力で戦う。北津留とは2022年12月別府FIシリーズ以来の連係で決勝でワンツーを決めて北津留の優勝に貢献している。

 その北津留は「久しぶりですね。本物のナショナルのパワーに付いていけるよう頑張る」と成長した山崎との連係を心待ちしていた。ここも力のこもった激走でラインをけん引する。(netkeirin特派員)

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