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【高松競輪】池田憲昭「地区のラインを大事にしたいし、中国勢の後ろを固めます」

2024/06/21(金) 18:15 0 2

高松競輪場の「高松盆栽杯&CTC杯(FI)」が21日に2日目を開催。12Rの準決勝で1着の池田憲昭に話を聞いた。

「平原(康多)にアドバイスを貰って7年前のセッティングに戻した」と話した池田憲昭

ーー玉野の落車で手にひどい怪我を負ったと聞きました。今は?

池田:やっと肉が出来ましたよ(笑)。まぁ手だけだったから練習もやっていたし大丈夫。

ーー初日、2日目と3番手から突き抜けての1着。キレが戻ってきましたね。

池田:平原(康多)にアドバイスを貰って7年前のセッティングに戻したんですよ。そうしたら良くなった。色々と試していたけど、やっぱり自分に合った乗り方とセッティングが一番。平原も戻してすぐにダービー獲ったでしょ。ナショナルチームの影響でみんな真似をしていたけど、みんな腰をやっちゃった。脇本(雄太)も腰痛持っているし。やっぱり無理があるんですよ。競輪はヨコの動きもあるし。みんながみんなあのフォームがいいってもんじゃないんですよ。

ーー1・1での勝ち上がりです。決勝はどう戦いますか?

池田:準決は阿部君に世話になったけど、ここまで来られたのも初日、渡口の頑張りがあったからこそ。片岡にもずっと世話になっていて行ってくれたこともある。地区のラインを大事にしたいし、中国勢の後ろを固めます。そうなったら阿部君には磯田君が付くでしょ。明日は阿部君、行かなくていいし、捲りも不発で頼みます(笑)。

 原因不明の股関節に水が溜まる怪我が良くなったと思えば、高負荷のウェイトトレーニングで膝の皿が割れる大怪我と流れの悪かった池田。戦友の平原の一言で一筋の光が見えてきた。キレが戻り本来の池田らしい走りができるように。競走得点も大幅に落としてしまったが、ここから池田の復活劇が始まろうとしている。(アオケイ・梅田記者)

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