6月16日、岸和田競輪場で行われた能登支援 万博協賛 高松宮記念杯競輪・パールカップ(GI・6日目)の決勝は、番手から出た北井佑季(34歳・神奈川=119期)が1着、追走した和田真久留(33歳・神奈川=99期)が2着、内を突いて伸びた古性優作(33歳・大阪=100期)が3着に入った。3連単は⑨-⑧-⑦で2,340円という配当だった。
レースは
郡司浩平(33歳・神奈川=99期)が前をとって、残り2周から一気にスパート。全速力で飛ばす。打鐘手前で
脇本雄太(35歳・
福井=94期)が前を叩きに行くが不発。最終ホームで4番手に嵌っていた
新山響平(30歳・
青森=107期)がスパートし捲りを放つが、それを牽制しながら北井が番手から出る。北井に続いて和田が追走、3番手に単騎の
小林泰正(29歳・群馬=113期)が追走する形で最後の直線へ。番手の和田、間を狙う小林、内を突く古性らを振り切って、北井が見事GI初優勝を達成。年末の
KEIRINグランプリ出場権を手にした。南関勢のグランプリ出場は2月の全日本選抜競輪(GI)を制した
郡司浩平に続き2人目。
なお、ゴール後に北井と古性の落車があったが、結果には影響がなかった。