閉じる

【東京五輪】新田祐大「日本発祥のケイリンで金メダルを獲りたい」

2021/07/11(日) 18:00 0 4

11日、東京五輪に出場するトラック自転車競技日本代表のオンライン記者会見が行われた。ケイリン・スプリントの2種目に出場する新田祐大選手が本番への意気込みを語った。

「これまでの集大成を披露して良い形で終えたい」と語った新田祐大(提供:日本自転車競技連盟)

 最大7人の選手が一斉に走り着順を競う「ケイリン」は、日本の競輪が発祥の競技種目。特別競輪10勝、競輪選手として最高ランクのS級S班に所属する新田からはケイリンに対する責任感と覚悟が伝わってきた。

「2008年北京五輪での永井清史さんの銅メダル獲得を見て感動しました。日本初ケイリンでの金メダル獲得は、今後の競輪界と自転車競技の発展に大きな影響を与えると思いますので結果を出したい」

 五輪への最終仕上げは沖縄で行われた。「梅雨の長さは想定外でしたが、雨や暑さといった厳しい気象状況の中でも対応してしっかり練習を積むことが出来ましたし、競技が開催される静岡・伊豆ベロドロームは良い環境で戦うことが出来るので楽しみです」。体力を削る追い込んだ練習をこなした充実感からか、落ち着きと闘志がミックスされた良い雰囲気を醸し出していた。

 自身のアピールポイントについては「レースへの挑むの際の集中力や挑む姿が普段の競輪よりも多く報道されると思いますので見ていただければと思います」

 5年間、五輪に向けて全てを賭けて調整してきた新田。日本初ケイリン悲願の金メダル獲得に向けて海外の猛者たちに立ち向かう。(netkeirin編集部)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票