5月19日、函館競輪場で行われた能登半島支援・五稜郭杯争奪戦(GIII・4日目)の決勝は、番手から抜け出した古性優作(33歳・大阪=100期)が1着、逃げた松井宏佑(31歳・神奈川=113期)が2着、追い込んだ東口善朋(44歳・和歌山=85期)が3着に入った。3連単は⑨-②-⑦で31,500円という配当だった。
レースは近畿勢が前受け、残り2周で松井が一気に古性を叩くが、出たところで勢いを止めてしまう。その機を逃さず、古性が松井の後ろで粘り、古性と
郡司浩平(33歳・神奈川=99期)、
三谷竜生(36歳・
奈良=101期)と
佐藤慎太郎(47歳・福島=78期)とが激しい競り合いとなる。松井の番手争いは最終バックまで続いたが古性がとり切り、最後は古性が粘る松井を交わして見事優勝。通算11度目のGIII優勝となった。