2024/05/18(土) 15:00 0 1
16日から函館競輪場で開催している「74周年記念五稜郭杯争奪戦(GIII)」は17日に2日目が終了。ミープロの香澄明希が18日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さまこんにちは!ミープロの香澄明希です。
ただいま行われている函館競輪74周年記念五稜郭杯争奪戦。
初めてnetkeirinさんで担当させていただいた展望コラムが一昨年の72周年記念五稜郭杯争奪戦で、昨年も担当させていただき個人的に3年目の函館記念です。
北海道は父の出身地でもあり、幼いころによく函館に連れて行ってもらっていたので3年連続函館記念のコラムを書かせていただけることをとても嬉しく思っています。
昨年のサマーナイトフェスティバルでは函館競輪場で思い出のいかめしを食べることができました。私たちが出演しているYouTube「ミープロケイリン倶楽部」でいかめしの他にも函館競輪場グルメを紹介しているのでぜひ観てくださいね。さらに本日は18:30からTIPSTAR公認勝利のチャリン娘部の生配信にも出演させていただき、準決勝をご覧の皆さまと一緒に予想します。こちらも併せてご覧いただけると嬉しいです。
初日は強風に雨と荒天での開催となり8レースで万車券。
二次予選では実力のある選手が早めに出てそのまま決着するレースが多く、逃げの決まり手がついたのが7レース中4レースも! 逃げ切りが決まったのが3レースで、先行選手の強さが目立ちました。さらにラインでのワンツーが6レースと一次予選とは打って変わった結果に。どうやら函館競輪場は夜になると強風が少し弱まってくるようです。
【10R 19:16発走】
2016年、2019年とこれまで2度五稜郭杯争奪戦を制している新山響平選手。初日特選は打鐘からの先行、そして二次予選では2周先行し、北日本ラインを確定板独占に導きました。準決勝でも先行し、二次予選同様北日本の3人で確定板独占となるでしょうか。
縦も横も、というイメージが強い三谷竜生選手は2月に地元奈良競輪場で行われた春日賞争覇戦GIIIで優勝、その後4月の松阪FIでも優勝し好調を維持しています。
山口拳矢選手は前走日本選手権競輪GIで決勝進出。二次予選では先行していた北日本ラインの3番手を取り切り、3着。ここでは三谷選手と好位置を取り合うかたちになるのでは。
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【11R 19:47発走】
どの選手がきても、どんな展開でも常に好位置をキープする古性優作選手には心配はいらなそう。
二次予選では打鐘で発進し、1周先行し逃げ切った郡司浩平選手。他のラインも郡司選手がこんなに早く出るとは、と意表をつかれた様子でしたが、この準決勝ではどのような走りを見せてくれるのでしょうか。
高橋晋也選手は北海道出身。高橋選手が前に出たときのお客さまの歓声は一際大きなものでした。準決勝でも現地で観戦している多くのファンを沸かせてくれるはず。
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【12R 20:20発走】
眞杉匠選手はまくりも逃げも決めており、脚力はもちろん展開を見極めるうまさに、初日特選の勝利者インタビューでの全部優勝するつもりで走ります、との言葉通り本当に全部優勝するかもしれない、と思わせる強さを見せています。
高橋選手同様北海道出身の松井宏佑選手の、熱い気持ちで走って地元のお客さまにいいところを見せたい、を有言実行の二次予選の圧勝のまくりには誰もが目を奪われたはず。準決勝でも熱いレースに期待したくなります。
今開催の出場選手の中で最多のバックポイントを持っている町田大我選手は一次予選では1周半、二次予選では2周先行。準決勝でも先行したいところかと思いますが強者揃いの12R、他のラインはどのような作戦でいくのでしょうか。
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