2024/05/16(木) 19:30 0 2
「北海道に来ると、なんか独特のにおいがするんですよね。言葉では言い表しにくいけど」と語るのは釧路で育った道産子の高橋晋也。その高橋が一次予選で大森慶一と川津悠揮を背に別線を完封するカマシを決めた。最後は大森がチョイ差しして“地元トリオ”で上位を独占。
「駆け出した感じで3人で決まるかなって。もうちょっと踏み直せれば良かったけどちょっと疲れがありますね。ケアして疲れが抜けてくればもっと戦えるようになると思います」と高橋は納得の表情で語った。
番手絶好の展開を生かした大森は「晋也が頑張ってくれました」と地元記念の白星発進に白い歯を見せた。「今回から新車。踏み出しが軽いし回せている感じもあるので2日目からもこれを使います。状態も徐々に上がっていると思う。(地元記念は)毎年いいスタートを切れているけど、まだ決勝に乗れたことがない。今年こそは決勝に乗りたいし頑張ります」と意気込んだ。
川津は「タイミングがズレて踏み出しで口が空いてしまった」と反省しつつ「体は大丈夫なので、残り(3日間)も車券に貢献できるように!」と力こぶをつくった。(netkeirin特派員)