2024/05/16(木) 10:00 0 6
函館競輪場で16日からナイター開催する「五稜郭杯争奪戦(GIII)」。こだわり抜いた買い目で高回収率を狙う「古澤秀和」が独自のデータから導き出す今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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16〜19日にかけて、北海道の函館競輪場で「五稜郭杯争奪戦(GIII)」が開催されます。データと出走予定選手をもとに、この開催を展望していきます。
函館競輪場は、みなし直線が51.3mある400mバンクです。
これは全国平均よりも少し短くなっています。カントも緩めになっているのが特徴です。また、海に近いので、風の影響は大きくなっています。では、1着に入った選手の各決まり手を見てみましょう。
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
24% | 25% | 51% |
全国の400mバンクの平均的な傾向と似通っていますが、直線の長さの割には差しが決まる印象です。カントが緩い分コーナーでスピードを乗せて一気に捲り切るというよりは、直線で差し込むということが多いのでしょう。狙いとしては先行ラインの番手選手を強調していくと良いと思います。
また、穴で3番手の選手も考慮する必要があります。この辺りの傾向も踏まえながらこの開催の注目選手を見ていきましょう。あっせんされているメンバーを見ると、SS勢も豪華ですが、配当妙味も含めて東北勢に食指が動きます。
一時期不振でしたが、ここにきて持ち直してきた印象があります。今回は新山響平選手や渡邉一成選手、高橋晋也選手など東北の強い先行選手が揃い、展開も有利になりそうなので、勝ち進みが期待できそうです。
落車による負傷から昨秋ほどの脚は期待できませんが、最近はだいぶん持ち直してきました。佐藤慎太郎選手同様、強い東北の先行選手の後ろで溜めて、直線で一気に差し込めそうです。地元選手でもあり、シリーズを通じての活躍を期待します。
いわき平のダービー(日本選手権競輪)では二次予選でブロックに行き過ぎて失格になってしまいましたが、基本的には堅実に脚を使える選手。こちらも東北勢で、シリーズを通して活躍しそうです。
今年はS級1班での出走ですが、もちろん力はトップクラス。自力でももちろん強いですが、この開催は松井宏佑選手がいて、展開的にも楽になるレースが出てくるでしょう。当然、優勝が視野に入る選手です。
ウマい車券ではこだわりの絞り抜いた買い目で、高回収率が上げられるようにしていきたいと思いますので、そちらにもご注目ください。