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【大楠賞争奪戦】手応えを掴んで故郷でのGIIIを終えた橋本瑠偉

2024/05/14(火) 16:15 0 6

武雄競輪「開設74周年記念・能登支援・万協大楠賞争奪戦(GIII)」が14日に最終日を開催。特選8Rに出走した橋本瑠偉に話を聞いた。

「もっと上で戦うためには末脚を強化したい」と話す橋本瑠偉

 8Rは橋本瑠偉が7番手からカマして、差し切った先輩の神山拓弥とワンツー。元佐賀籍の橋本は故郷で開催された周年記念で未勝利に終わったが、準決勝7着で2着2本の成績でシリーズを終えた。

「準決勝は勝ち上がるチャンスがあっただけに悔しかったけど、もう少しで記念の決勝も乗れるのかなって思えた。そういった意味では収穫のある記念だったのかな。まずは安定して準決勝に乗ることですよね。そうすればもうひとつ上も、しっかりと見えてくると思う。ただ今回もだけど、直前のダービーが一番収穫ありましたね」

 ダービーは一次予選で敗れたが、最終バックを奪った1走目が4着で2走目が5着。最終バックを奪えなかった3走目が7着で、4走目が8着だった。

「GIクラスになると後ろがしっかりと仕事をしてくれるので、しっかり仕掛けて逃げた方がラインが生きる。ダービーは逃げた方が着も良かったし、風を切っても持てるなってわかった」

 自身の課題を「末(脚)ですね。そこが弱い」と分析する。「スピードは申し分ないって言ってもらえているので、もっと上で戦うためには末脚を強化したい」と話す。

「練習では眞杉(匠)とモガいたりして勝ったりもする。まだまだ足りないところだらけだけど、そういうのは自信になる。とにかくこの前のダービーが今までで一番の自信になった」

 大部隊の経験も増えて着実にレベルアップをしている。記念のファイナリストも遠くない位置まで見えてきた。ダービー、今回の記念で掴んだ手応えを今後に生かしてさらなるパワーアップを図る。(netkeirin特派員)

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