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【不死鳥杯】脚ではなく“黄金の右腕”が冴えた大石剣士

2021/07/08(木) 19:30 1 2

福井競輪「開設71周年記念・不死鳥杯(GIII)」は8日、初日を迎えた。悪天候の為に一次予選の7・8Rは中止に。その7Rで抽選の結果、見なし着位で2着を得た大石剣士に話を聞いた。

くじの4番を引いた東龍之介(左)と13番を引いた大石剣士(右)。さて結果は…?

 大石は「車番順に抽選だったので1番車の東さんから抽選だったんですよ」。 横に居た東龍之介は「そう。それで俺が4番を引き当ててヨシってガッツポーズ。小さい数字を引き当てた人が勝ち上がりだから4番なら大丈夫だろうと。何回か経験しているけどシビレました(抽選の詳細は別記の荒澤貴史の原稿を参照)」。

 大石は「で、7番目の自分に回って来て右腕で引いたのは13番。黄金の右腕です(笑)。これで負けていたら本当にキツい。結果的に東さんが1着で、僕は2着だったのでワンツー決着」と2人でニッコリ。

雨天も味方につけガッツポーズの大石剣士

 その大石に1走、走れなかったことを尋ねると「やっぱり記念クラスの4日制だと日に日に脚を削られていきますからね。特に4日目なんて先行屋にとっては一杯一杯。だから1回休めたのは大きい」と更に表情が明るくなった。

 仕切り直しとなった二次予選のメンバーが発表され、大石は出走予定の7Rのメンバーを見渡し山口拳矢の名前を見つけると「松阪のウィナーズで対戦してやられているんですよ。その時も内藤さんと一緒。山口拳矢が1着で内藤さんが2着。僕は3着でした。今度は内藤さんと僕でワンツーを決めたい」と意気込みを語ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)

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