2025/08/28(木) 19:23 0 0
西武園競輪場のナイター「開設75周年記念・ゴールド・ウイング賞(GIII)」が28日に開幕。4Rの一次予選に出場した太田龍希に話を聞いた。
埼玉が誇る“超良血”の太田龍希は、近況やや元気がなかったが、大事な地元記念で底力を発揮した。
「自分が一番点数ないし、前々にいってチャンスがあれば」という心構えで臨んだ初日は、中団から先に動いてハナを叩くと、カマしてきた南潤の番手の大石崇晴をドカして番手を奪取。柿澤大貴には差されたが、2着で一予を突破した。
「地元だし気持ちだけは負けないようにと思っていた。前に出て、(叩かれたら)どこか引っかかればと。脚はないので、気持ちだけでした。(調子も)ずっと良くなかったけど、気持ちだけはなんとか入れて走った。勝ち上がれたのは大きいです。二予も気持ちだけは強く持って戦って、勝ち上がれるように頑張りたい」と何度も“気持ち”という言葉を繰り返した。
去年の西武園記念二予は5着で惜しくも準決進出を逃した。2日目も「気持ち」を前面に押し出して、準決の切符をつかみ取りに行く。(netkeirin特派員)