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【大楠賞争奪戦】意地の白星を挙げた立部楓真

2024/05/13(月) 15:15 0 1

武雄競輪「開設74周年記念・能登支援・万協大楠賞争奪戦(GIII)」が13日に3日目を開催。選抜4Rに出走した立部楓真に話を聞いた

「自分の力を出すことに集中したい」と話す立部楓真

 二次予選は車体故障もあって8着に敗れた立部楓真。3月の大阪・関西万博協賛競輪に続いて地元GIII準決勝行きを逃した。負け戦回りになった3日目は力強い捲りで今節初1着をゲット。しかも勝負どころの最終HSで内を突かれ、強引に捲ったが前団では岡田征陽が番手捲り。苦しい流れになったが最後は力でねじ伏せた。

「内をしゃくられて終わったと思いました。2日目が終わってセッティングをガラッと変えた。(山田)英明さんや(兄弟子の)金ケ江(勇気)さんに見てもらった。もう少し良くなりそうな感じはありますね。二次予選が悔やまれる? 車体故障は自分の操作ミスなので。それよりも打鐘過ぎのところで内に差してしまってカマシに行けなかったのが…」

 気落ちすることなく3日目に反撃の白星。初の「大楠賞争奪戦」出走で最後まで気は抜けない。しかも今期は2度の失格を喫しており、S級点確保に黄信号がともっている。

「ここが終わってからは別府佐世保。九州が続くので頑張りたい。S級点はそこまで気にせずに。それよりも自分の力を出すことに集中したい。それで届かなかったら力不足ということなので」

 まずは地元記念の最終日も力を出し切って、今期の残り1か月半の戦いに向かっていく。(netkeirin特派員)

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