2024/05/12(日) 19:00 0 14
地元山田庸平の仕上がりが抜群だ。初日特選は九州の3番手だったが、嘉永泰斗が少し流したところを清水裕友が叩き切って、最終バックで山田の位置は7番手付近。それでも外をぶん回して頭まで突き抜けた。
2日目の二次予選は嘉永のハコ回りだったが、ペースが上がったところで仕掛けてしまい、車は進まず山田は下げてまたもやバックでは7番手。それでも初日同様の『鬼脚』で連勝ゴールを決めた。
レース後は「初手の並びは想定外。嘉永君はタイミングの悪いところで仕掛けていたし、下げさせてもらった。ダービーの時は体調もよくなくその時よりは感じはいいけど、雨もあって初日の方がよかったですね」と振り返る。
2日間、ともに絶体絶命の位置から1着まで届いているが「連日、気の抜けないレースになっていますね。一戦一戦頑張るだけです」とあくまで自然体。
勝負の準決勝はメインの12レースでS班清水裕友の番手。好サポートから地元完全優勝へ王手を懸ける。(アオケイ・松野記者)