5月11日、武雄競輪場で行われた大楠賞争奪戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、追い込んだ山田庸平(36歳・佐賀=94期)が1着、捲った佐々木悠葵(28歳・群馬=115期)が2着、追い込んだ浅井康太(39歳・三重=90期)が3着に入った。3連単は④-⑧-⑤で101,760円という配当だった。
レースはいったんは九州勢が先頭に立つも、残り1周で
清水裕友(29歳・山口=105期)が前を叩き切る。番手の
稲川翔(39歳・大阪=90期)に
嘉永泰斗(26歳・
熊本=113期)が飛びつくも不発、共倒れになる。その間に内から
北津留翼(39歳・福岡=90期)が前へ進むが、外から単騎の佐々木と
深谷知広(34歳・
静岡=96期)が一気に捲ってくる。深谷は不発に終わり、佐々木が清水を交わして押し切るかに思われたが、ゴール直前で脚を溜めていた
山田庸平が一気に差し切り、見事大乱戦を制した。