2024/04/18(木) 09:00 0 0
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で開催中の「PIST6 Championship」の「2024-25 スプリングステージ ラウンド2」が17日に最終日を迎えた。優勝した棚瀬義大に話を聞いた。
前走のPIST6では逃げ切り4連発で完全Vと見事な走りを見せた棚瀬義大。今節も連続Vに期待が懸かった。今回は予選、2次予選と逃げ切りを決めて挑んだ勝負どころの準決勝。
「もちろんここも先行するつもりでいたんですけど、行くタイミングが本当になくて捲り展開になりました」と話す。
しかし、無理な仕掛けに出ることなく冷静に対処した走りは素晴らしかった。
決勝は難敵との対戦。5コースからのスタートとなった。ラスト2周目で一気に仕掛けてそのまま先頭に立ち、最大のライバル伊藤信に捲らせない価値ある逃げ切り。
「自力を出してラスト2周から行こうと決めていた。最終周回は脚にきてキツかったけど、何とか堪えて優勝できて良かった」と締め括った。
連続逃げ切りで完全Vという記録とはならなかったが、その動きは申し分なく、優勝候補の伊藤信を制してのVは見事というほかない。次回のPIST6でも注目の1車となろう。(アオケイ・真島記者)