2024/04/13(土) 23:15 0 6
今節の金田涼馬は、大好きな祖父が亡くなったばかりで、いつになく気持ちが入っている。
「数年前からパーキンソン病を患っていたが、数日前に亡くなった。プロアスリートは親の死に目にも会えない厳しい世界だけど、祖母や母親と相談して、葬式は、今回のレースが終わってからにしてもらった。僕は学生時代、本格的な運動経験がなく、競輪も知らなかった。祖父の、やってみろ! の言葉で、この世界に入った感じです。だから、期するものがあるし、今回は優勝したい!」
自分自身の状態に関しては「来期からは初めてのS級。だけど、2期連続してS級の点数を取らないとダメだと思い、どこか守りに入っていた。前回の伊東ミッドで解説者の伊藤勝也さんから適切なアドバイスを貰った。『今のお前は本当の金田でなく、自力で91点取った脚が本当の金田の実力だ』と。そう言ってもらえ、どこか自信にも繋がった。やはり、競輪は気持ちですね」。
今回は弔い合戦であり、天国のおじいちゃんの為にも熱く走る!(町田洋一)