閉じる

【玉野競輪・ナイター】今節のレース展望!

2024/03/31(日) 18:30 0 2

玉野競輪「ガッツ玉ちゃん杯(FIナイター・ガールズケイリン)」は2日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

松谷秀幸

 競走得点トップは松谷秀幸。落車過多の選手だが、今年に入ってから落車はゼロ。2月の岐阜全日本選抜(GI)では決勝まで駒を進めて、直前の取手ウィナーズカップ(GII)でも、準決進出を果たしている。年齢的にも41歳でピークは過ぎておらず、元ヤクルトスワローズの投手らしく、身体能力は抜群だ。ここは南関で徹底先行の野口裕史や、大石剣士と上手く連係する。その野口や大石もGの付くレースでは苦戦しているが、FI開催なら持ち味を十分発揮する。

 地元のエースは岩津裕介。中四国の機動型が不在で、松本秀之介を使う流れになりそう。存在感は抜群で、やはり岡山と言えば、この人の名前が真っ先に浮かぶ。3場所前の玉野記念では松浦悠士と決勝ワンツーを決め、前回のウィナーズカップでも3日目に1勝をあげている。

 九州は松本秀之介を岩津に取られそうだが、野田源一吉本卓仁田中誠が主力級のメンバー。関東は橋本瑠偉雨谷一樹の栃木コンビで、一撃狙い。他に競走得点が高いのは佐藤友和橋本強池田良と言った面々。2班の若手は中島詩音上野雅彦は準決でも見せ場を作りそう。

 A級は藤田周磨大矢将大の埼玉コンビが、他をややリード。藤田周磨は来期はS級に復帰し、安定した成績を残している。前期、初めてS級を経験した田中洋輔もシャープ。九州で松本秀之慎を目標に優勝も可能だ。松本も前回の小倉を完全優勝して、今節は兄との兄弟斡旋。もつれた時は今野有樹の捲り一発や、巧者伊豆田浩人の突っ込みもありそう。

 ガールズケイリンは女王の児玉碧衣が参戦。今年前半、体調を崩して練習不足をもろに露呈した。それが、取手ガールズコレクションでの7着大敗。本人が、一番悔しく、自覚もしており、久留米のオールガールズにはベストのコンディションに持っていくだろう。

 対抗格が飯田風音。ロングの仕掛けもあり、児玉より先に仕掛けると一発ありそう。他に競走得点が50点以上あるのは、高尾貴美歌岡本二菜西脇美唯奈だ。どうあれ、今開催は児玉碧衣の完全優勝をみたい。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票