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【大阪・関西万博協賛競輪】自身も驚きのS級初優勝を達成した清水剛志

2024/03/28(木) 09:30 0 5

武雄競輪大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は28日、初日を迎える。2RのS級一次予選を走る清水剛志に話を聞いた。

「今回も頑張りたい」と話す清水剛志

 会う選手、会う選手から「おめでとう」と声をかけられていた清水剛志。同じ開催だったある選手からは「優勝してたじゃん! 良かったね、おめでとう。俺は先に帰っちゃってたけど」と祝福を受けていた。前節の地元FIで嬉しいS級初優勝を決めた清水。しかも、競走得点で12点以上も上回る地元同士のスター・寺崎浩平のカマシ先行を差しての美酒。胸を張っていい初優勝だった。

「自分が一番驚いてます。とにかく離れないようにと思って、あとは無我夢中だった。寺崎君が気を遣って仕掛けてくれたと思う。最後も差せるなんて思わなかったですよ。嬉しかったですね」

 そう思うのも無理はない。昨年7月にS級復帰してからは決勝進出が一度もなく、S級での決勝進出は22年2月岐阜FI以来。しかもその開催は最終日が開催中止となって、幻の決勝進出だった。地元FIで決勝に進めただけでも、ある程度の満足感はあっただろう。しかし、道中では捲ってきた山田久徳を阻む余裕もあり、最後は後輩からの好展開のプレゼントにしっかりと応えた。

「自分で動いた時はもう少し脚が欲しい感じはあるけど、人の後ろを回った時はだいぶ余裕が出てきた。経験も積めているのが大きいと思う。優勝した後が大事だと思うし、今回も頑張りたい。初日は初連係の纐纈(洸翔)君となので、離れないように気をつけます」

 寺崎のカマシに離れず、差せた清水なら問題ないだろうが、何が起こるかわからないのが競輪。それでも慢心がない清水なら、きっちりと一次予選をクリアしているだろう。(netkeirin特派員)

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